生命保険と医療保障





「医療保障」は、生命保険の中で主な保障のひとつで、病気やけがによる治療費や入院費などを保障するものです。死亡保障を主契約にした生命保険に「特約」として医療保障をつける場合が多いということです。また、医療保険を主契約にした医療保険に入るという選択技もあるということです。

医療保障が主契約の医療保険のメリットは、死亡保障が少額であるかわり医療保障が手厚くなっているということがあります。特約では医療保障が終身で選べないことがありますが、医療保険なら終身型のものが選べるということです。



医療保障の主な保障には2つあります。それは、①入院給付金 ②手術給付金の2つの保障です。入院給付金では、気をつけるポイントが3つあるということで、①入院何日目から給付金がでるのか?②1回の入院で何日まで給付金がでるのか?(1入院支払限度日数)

③契約中にトータルで何日間の入院まで給付金が出るのか?(通算支払限度日数)などにも注意するということがあります。

「入院何日目から給付金がでるか?」ということについては、給付金を受け取るには、最低入院数が決められてあるものや、最初の数日間は、給付金が出ないものもあって、契約時には注意が必要だということです。

医療保障には、「日帰り入院型」・・・日帰り入院から給付金が受け取れます。そして「1泊2日型」では、けがや病気で2日以上継続入院したとき、1日目より給付金が受け取れます。「5日型」では、けがや病気で5日以上入院した場合、5日目より給付金が受け取れるということです。そして「8日型」では、病気で8日以上継続入院をした場合、けがで5日以上継続入院をしたときに1日目より給付金がもらえるということです。

1回の入院で何日間まで給付金がでるかということを、「1入院支払限度日数」といいます。ただし1入院とは、一度退院してある特定期間以内(例180日)に同じ病気を原因で再入院した場合、1入院とみなされます。そしてトータルで何日間の入院まで給付金がでるかということを「通算支払限度日数」といいます。契約期間中、給付金が支払われる入院日数の限度です。700日・730日・1000日などがあります。